〜海によせて〜

今年は海の日に用事が出来てしまって、恒例のお参りは今朝になりました。
弟が亡くなってから30回目の夏。ウソのようだけれど、年齢からみるとやっぱり事実なんだわ(笑)と振り返ります。幸いにして今のところここに来る事ができている。
海が好きだった私も、波のうねりを見ていると恐怖と嫌悪を感じた。今もそれは変わらなくあります。ただ、あるきっかけで海の底の写真のブルーを鉛筆で描いた時、まったく疲れずすいこまれるように手が進んだ事を思い出します。やはり人は海に生まれ、命を育んできたのかな…。羊水の中に浮いてる感じ。悲しいかな、共存をしていかなければならない相手なのですね。
震災からも7年。家を失って、今は高台に住んでいるという地元の青年団の方が話かけてくれました。自然災害があちこちで起きていて、こうしている今日も酷暑が続きます。乗り越えてけますように。